もうこはん日記

いまだ青い尻を晒せ

noteのアカウント作りました

むかし書いたやつを少し直したりして、ここに格納していこうと思います。 ↓ 新しいものもまた書いていこうと思います。 一応テーマは民話ということになってる。 怖い話とか都市伝説だとか? あとSFでもいいか。とにかく、そういうジャンルに寄せて色々と考…

いよぉっ!ビジネスパーソン!

結局その人がなにが言いたいのかと考えると「そんな自分が大好きなんです」だったりするのが見え見えの主張なのに、仕事だとかビジネスのコンテキストに流し込んで表明されると、それなりに承認される。 そんな本質的にはミサワなのに、でも突っ込みは入らな…

【怪談】老人を喰いものにする話【都市伝説】

羽毛布団とかサプリメントとかマッサージ機か健康食品か仏壇なんかの実演販売などをやって老人を騙して食いものにしている青年がいる。その青年は職業柄か一見爽やかで人懐こく、お客の老人達にも可愛がられてたりする。特にある一組の老夫婦には孫同然のよ…

地ベタのおでん

引っ越しました。 そういうわけで、数年振りの一人暮らしを再開した。 場所は北区。 ざっくばらんな庶民の街で、駅から六分の、こじんまりとした部屋を借りた。 なんとなく、この街のことを少し書こうと思ったので、書いてみる。 さて、駅前から路地に入った…

酒を飲んで席を立つときはポケットをパンパンしよう。

外で酒飲んで、席を立つとき、ズボンの両脇と尻のポッケをパンパン叩いて、財布と鍵とケータイを確認する癖がついてる。だから、その三つは失くさない。 身近なところにも、よくその三つを失くしてる人いるけど、おれからしたらね、まったく信じられませんよ…

僕は青春を失ったのか

二十代前半くらいの女の子と酒を飲んだ。 と言っても、別に二人きりでもないし、残念ながら色っぽい話には発展しない。 まあでも、話題はちょっと色っぽい方面にも行った。 その女の子は色恋沙汰に悩んでいるらしく、なんとなくその場にいたもう一人と一緒に…

The Camp of Developmental Disorder // Day 1 【暫定版】

国境の長いトンネルを抜けると雪国だった。 そうは言ってもいまは夏の真っ盛りで、雪はない。夜の底は白くならない。時刻はもう明け方だった。地元を出発したのは夜中過ぎ。それでもう間もなく目的地に着いてしまう。早いものだ。高速道路は空いていて、車の…

ジャスティス・カスタマー

正義の消費者

『リベンジポルノ☆イン・ザ・アメリカンドリーム』

リベンジポルノ報道を見ていたら、なんか書いてしまいました。

デザイン変更

縦書き、いいと思ったんだけど、見にくいって言われてたし、実際ひとの家のウィンドウズで見てみたらちょっと良くなかった。 なのでデザインを変えました。 こういう知識とセンスないから手こずるんだよ、いろいろ。 まだ試行錯誤なので、これからもまたちょ…

公序良俗のリヴァイアサン~歩きスマホ断罪の章~

昨日の労働帰り。 おれもいまやiPhoneなんぞ持ち歩いて、すっかり常時接続に脳を浸されてるもんだから、駅の改札に吸い込まれつつも、片手で電車の乗り換え調べてたんだよ。マルチタスクを実行して、ライフハック的に行動の効率化を図ってたわけだね。 いわ…

welcome 2 my room.

恐ろしいくらい本気で、そして真摯に引きこもり活動をしたら、マジでこうなるんじゃないかな。 なんか表紙だけでやられてしまった。 「部屋へ!」だぜ? なんて清々しい。内容分かんないけど、買おうかな……。 ところで、実際に引きこもったりすると「このま…

ベストキッド

映画『ベストキッド』。 1は何回か観てたんだけど2、3は観てなかった。なので立て続けに観賞した。 なんだ、普通に面白いじゃん。 特に2はミヤギさんの故郷、オキナワに行くんだけど、そのオキナワが、いわゆる海外映画の「ニッポン」。そして、そのオリ…

はじめまして

ろくに書かないうちにこっちに引っ越しました。 むかしmixiとかでシコシコ書いていてのを、そのままインポートしてあります。 嘘日記です。 嘘や嫉みや真実や愛なんかをランダムに思いつきで。 またヒマにあかして色々書いていきたいと思います。 シコシコと…

信仰の犬、西へ

関西人の男が嫌いだ。 理由は簡単だ。関西弁が好きではない。女の関西弁はまだ許せる。だが男は駄目だ。万死に値する。 学生時代、度々顔を合わせる関西男がいた。得意げな関西弁トークは聞くに耐えなかった。 ある酒の席、とうとう我慢ならなくなったおれは…

心が温まる○○○の話。

チンコを出すってどういうことだろう、っていまでも時々考える。 飲み会とかでよくチンコ出すやつは自惚れてるんだろうなとか、銭湯で前を隠さないやつもやっぱり自信持ってるよなとか、あと露出狂は逆に自信なくてそれをさらけ出すことによって……などと。こ…

懲りずに芸能。

世間的に、なんとなく矢口擁護っぽい流れが出てきたらしいんだけど、まあ早いよなあ。もっとボコボコにされてから立ち上がるんじゃないとさ、ロックじゃないよね。シェキナベイベ。杉村太蔵が「これはですねえ、病気、事故に次ぐ、男性の直面する最大の不幸…

これからの矢口

ホームシェアリングを設定。リモートって公式アプリ使って、スピーカーにつないであるMacBookのiTunesをiPhoneちゃんで起動。ベットに腰かけながら、優雅なリモコン操作で音楽をチョイス、部屋を包む洒落乙な音楽。うーん、やっぱりジャズとラテンの融合は官…

人は歳を取ってやがて死んでしまう

魂は存在するのか。その魂は伝達可能なものなのか。つまり人間が生まれ、死んでいくことに、なんらかの意味はあるのか。魂は存在する。永遠不滅にして普遍のなにかを信じている。我々は、少なくとも僕は、あくまで曖昧になんとなく、その存在を認めている。…

下衆で、めんどう

やらしてくれ。なんでもいいから。誰か。やらしてくれ。やれればそれでいい。とにかくやらしてくれ。とりあえず。 桜はすでに咲き始めていた。お堀沿いのベンチで日のあるうちから酒を飲み続けていた。足下には発泡酒の空き缶が何本も転がる。例年ならもうこ…

カフカの休日

実家に帰省すると突然に局地的な紛争が勃発、どうやら戦争らしい。実家はただの建て売り住宅なのだが、戦略的に大変に重要な地点、ということらしく徴発の対象となり臨時作戦司令部にされてしまう。親父は飼い犬と一緒に二階の自室に立てこもり、団塊世代の…

「けしからん!」と怒りながらギンギンに興奮している助平オヤジの気持ちを僕は分かりたくはなかった。

最近、無駄なエネルギーに溢れてたり、でも社会からはツマハジキな感じとか、いまだに引きずる青臭さとか、諸々の欲求不満とか、そういう風味がブレンド熟成されて、結果的に男子高校生みたいな精神状態になっている。しかも童貞の。どうしよう、おれ!いま…

ドキュメント・年末年始

新年あけましておめでとうございます。 本年もどうかよろしくお願い致します。 さて、というわけで、僕は最低の年末年始を過ごしています。 仕事納めとほぼ同時に風邪を引き、年末年始はどこへも行けずに寝てました。飲みまくってやろうと思っていたのに。『…

ぼくの性格が醜く歪んでも

地元で、女っ気のまったくない飲み会。久しぶりに会う友達が、仕事のストレスで頭皮湿疹が悪化、やむなく坊主頭になっていた。としまえんのポスターの小島よしおにクリソツだった。(画像検索どうぞ。気持ち悪いよ!)それを伝えてやると、激しくショックを…

とんぼ

強烈な一撃をどてっぱらに食らったようだった。苦しみに脂汗が滲む。重い足を引きずり、なめくじのように這い進む。自分を運べるのは自分の足だけだ。つまり進むしかない。どれだけそれが困難で理不尽でも。背骨をきしませるような痛みが、稲妻のように走る…

conversation

場末の街の、場末の喫茶店で、場末感漂う珈琲を啜りながら、おれは隣席の男女の会話に引きつけられていた。「オオヒラさんね、死相が出てる。死んじゃうよ、もうすぐ」「シソウ? 失踪? ああ、死相か。ふーん」「あ、ほら、そうやって、すぐ煙草吸う。パカ…

Diet of the Dead

もともと定期的に体重計に乗る習慣がなかったけど、入院とかしてると頻繁に計らされるわけだ。で、一年前には確か57キロだった。これは多分、かなり痩せているといっていい状態だろう。でもさ、おれの理想はほら、グラムロックのスターとかみたいに、病的…

脂肪宣告

デブってきた。数か月くらい前にクスリを止めてから、急速に体力と食欲と、そして脂肪が戻ってきた。(なんかこう書くとジャンキーみたいだけど、まあ実際にそんな感じだった)ケミカル・ブラザーズ「Setting Sun feat. Noel Gallagher」 - YouTube会う人、…

今後の人生の晒し首と憧れのセックス

「回らない首」 積み重なったちゃっちい借金で首が回らず、辛うじて維持していた安アパートも引き払い、それでもしがみつくように都内を転々と、居候からそのまま居座り、居直り強盗のような生活を続けてはいたが、当然のように女には愛想を尽かされ、友人に…

入院生活

余の入院生活も一先ずはこれで了となりしが、余が臥せたる大部屋の、遮幕越しに聞こえたる隣人連の人相及び振る舞いなど、如何にも瑣末なことにあれど少しく興を覚えたる故、夕食後の茶飲みの暇などに君に語りたく。漱石大先生見習うが如し明治文化人高踏的…